婦人公論12月号に掲載された記事がweb版で読めるようになりました
＜web版前編・後編＞
虎の門病院の頭皮冷却療法を受けた患者さんたちの声が大きく取り上げられています。記者・編集の方々が、患者さんの気持ちをしっかりお伝えしたいと丁寧に尽力くださりました。
何より、これから治療をうける患者さんたちに自分の経験が役に立てばと、取材を受けてくださった経験者の方に心から感謝しております。ありがとうございました。

この治療については様々なとらえ方があると思います。
どれくらい脱毛してしまうのかについては本当に個人差があるのですが、毛根へのダメージが少なく済むため脱毛からの回復が早い、というのがどなたにも言えるこの治療の意義だと感じています。

当院では、適応のある患者さんに選択肢として提示し、ご本人の意思で冷却する・しないを選べる環境を提供できることが大切であると考えています。
病院の管理部門・事務部門がこの選択肢の重要性を理解し、チームメンバーが患者さんとしっかり向き合っていけるよう、環境を整えてくれてることがこの医療の普及には需要であると考えています。

結果として、2021年夏の導入以降多くの患者さんの賛同を頂き、2022年2023年導入実績として全国一位、現段階で1700回を超える冷却実績を積ませていただいております。改めまして、患者さんの皆さま、ありがとうございました。